映画「ショーシャンクの空に」を観て(レビュー・感想)ミスチルファンより

映画・ドラマ

個人的評価

評価 :5/5。

Mr.Children 10th ALBUM『IT’S A WONDERFUL WORLD』の4曲目収録されている楽曲『one two three』の歌詞で取り上げられた作品。

ビデオに撮った「ショーシャンクの空に」見てからは
もっと もっと 確信に近いな
暗闇で振り回す両手もやがて上昇気流を生むんだ

<出典>Mr.Children/one two three 作詞:桜井和寿
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作品情報

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あらすじ

ショーシャンク刑務所に、若き銀行の副頭取だったアンディー・デュフレーン(ティム・ ロビンス)が、妻と間男を殺害した罪で入所してきた。最初は刑務所の「しきたり」にも 逆らい孤立していたアンディーだったが、刑務所内の古株で“調達係”のレッド(モーガ ン・フリーマン)は彼に他の受刑者達とは違う何かを感じていた。そんなアンディーが入 所した2年後のあるとき、アンディーは監視役のハドレー主任(クランシー・ブラウン) が抱えていた遺産相続問題を解決する事の報酬として、受刑者仲間たちへのビールを獲得 する。この一件を機に、アンディーは刑務所職員からも受刑者仲間からも、一目置かれる 存在になっていく・・・。

監督・キャスト

  • 監督:フランク・ダラボン
  • 脚本:フランク・ダラボン
  • 原作:スティーヴン・キング
  • キャスト
    • ティム・ロビンス(アンドリュー・アンディー・デュフレーン)
    • モーガン・フリーマン(エリス・ボイド・”レッド”・レディング
    • ウィリアム・サドラー(ヘイウッド)
    • ボブ・ガントン(サミュエル・ノートン刑務所長)
    • ジェームズ・ホイットモア(ブルックス・ヘイトレン)
    • クランシー・ブラウン(バイロン・ハドリー主任刑務官)
    • ギル・ベローズ(トミー・ウィリアムズ)
    • マーク・ロルストン(ボッグズ・ダイアモンド)
    • ジェフリー・デマン(検察官)
    • ジュード・チコレッラ(マート)
    • ポール・マクレーン(トラウト)

レビュー(ネタバレあり)

冒頭からラストシーンまで全く無駄のない完璧な作品。
映画好きで知らない人はいないであろう名作中の名作です。

  • 最も印象的なシーン:仮釈放後のブルックスから「BROOKS WAS HERE」まで
  • 最も印象的なセリフ:「必死で生きるか 必死で死ぬか」

僕が映画に興味を持つきっかけとなった作品のひとつでもあります。
刑務所という閉ざされた世界で繰り広げられる人間ドラマは、何一つとして見逃せないものばかり。
物語の主人公であるアンディ・デュフレーンは、無実の罪でショーシャンク刑務所に収監されます。
絶望的な状況にもかかわらず彼は決して諦めることなく、環境を少しずつ変えていきました。
図書館を充実させるために奮闘したことや、モーツァルトの音楽を聴かせるシーンなど、まさにその象徴。
なかでも屋上で囚人仲間がビールを飲むシーンは誰もが認める名シーンです。
「壁に囲まれた世界であっても、心は自由であり続けたい」
そんなアンディの揺るがぬ想いを感じました。

アンディの親友であるレッドの存在もこの映画の魅力の一つ。
長年の服役経験から希望を持つことを諦めたかのような彼が、アンディとの交流を通じて少しずつ変わっていきます。
クライマックスで彼が仮釈放された後、アンディからの手紙を見つけ新たな人生を歩もうと決意するシーンは感動的でした。
アンディの脱獄成功の場面はもちろん爽快感がありますが、それ以上にレッドが希望を取り戻し、再び生きる意志を持つこと。
それもこの映画のもう一つのクライマックスであると僕は思います。

「必死で生きるか 必死で死ぬか」

ショーシャンク刑務所という閉ざされた世界は、僕らが日常で感じる閉塞感や絶望と重なる部分があるように思います。
その中でも希望は持ち続けなきゃいけない。
諦めちゃいけない。
そんな気持ちにさせられます。
いつまでも色褪せない素晴らしい映画です。

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