隣の家族は青く見える(2018年1月18日から3月22日まで放送されたフジテレビ系テレビドラマ)
個人的評価
Mr.Childrenと作品の関係
主題歌はMr.Children 19th ALBUM『重力と呼吸』の3曲目収録されている楽曲『here comes my love』
<桜井和寿コメント>
この物語の登場人物達のっっっっっっz、
また、その物語に自分を重ね共感するであろう皆さんの背中を押すことができるように、この曲に心を込めて制作しました。登場人物達の未来がどうなっていくのか、とても楽しみにしています。
<出典>フジテレビ「隣の家族は青く見える」公式HP
<深田恭子コメント>
人生という壮大な海の中で、愛する人のもとへ導いてくれる様な、道筋を照らしてくれる様な、希望と愛を感じました。この楽曲が繋(つな)いでくれた愛の中で精一杯泳ぎたいと思います。
<出典>フジテレビ「隣の家族は青く見える」公式HP
<プロデュース・中野利幸(フジテレビ第一制作室)>
今回、Mr.Childrenさんに主題歌を書き下ろしていただいて光栄です。企画からインスパイアされた楽曲と歌詞に、僕たちもインスパイアされながらドラマを作り上げて行きたいと思います。このドラマとの化学反応が起こると信じています。
<出典>フジテレビ「隣の家族は青く見える」公式HP
あらすじ
舞台は、コーポラティブハウスで暮らす4世帯の家族たち。それぞれが“理想の暮らし”を思い描いて入居したものの、実際には悩みや問題を抱えている。物語の中心は、子どもを望みながらも不妊治療に向き合う夫婦・五十嵐奈々と大器。周囲の何気ない言葉や、妊娠・出産の報告に心を揺さぶられながらも、夫婦で支え合い現実と向き合っていく。一方で、秘密を抱えるカップルや、仕事と家庭の間で葛藤する家族など、それぞれの事情が交錯。「隣の芝生は青い」と感じてしまう人々が、本当の幸せの形を模索していく姿を温かく描いた作品。
脚本・キャスト
- 脚本:中谷まゆみ
- プロデューサー:中野 利幸
- キャスト
- 深田恭子(五十嵐奈々)
- 松山ケンイチ(五十嵐大器)
- 高畑淳子(五十嵐京子)
- 伊藤沙莉(五十嵐琴音)
- 高橋メアリージュン(杉崎ちひろ)
- 平山浩行(川村亮司)
- 須賀健太(矢野朋也)
- 北村匠海(青木朔)
- 眞島秀和(広瀬渉)
- 真飛聖(小宮山深雪)
- 野間口徹(小宮山真一郎)
レビュー(ネタバレあり)
とにかく泣ける。そして面白い。
勉強にもなるし最後まで飽きることなく観ることができました。
- 最も印象的なシーン:最終話でそれぞれがいい方向へ進み出すところ
- 最も印象的なセリフ:「嬉しいことや楽しいことは誰とでも共有できるけど、辛いことや悲しみことは一番大事な相手としか共有できないんじゃないの?」
僕が最後まで観た個人的な感想として、確かにメイン軸は「妊活」にあるのかもしれませんが、本作にはその裏に、”幸せを人と比べてしまう”残酷さが描かれているように感じました。
例えば主人公二人に焦点を当てると、奈々と大器は周囲の妊娠報告や子どものいる家庭の何気ない日常を見るたびに、「なぜ自分たちだけが」という思いに苛まれます。
祝福したい気持ちと、素直に喜べない自分への嫌悪。
本当は夫婦で支え合っているのに、“持っていないもの”に目が向くことで、今ある幸せが見えなくなってしまう。
他の住人たちの物語も、価値観の違い、秘密、見栄や嫉妬。
それぞれが抱える事情が明らかになるにつれ、「完璧な家庭」などどこにも存在しないと気づかされる。
表面上は幸せそうに見えても、実は不安や孤独を抱えている。
その対比が、この作品のテーマをより立体的にしているように感じます。
そんなふうにそれぞれの家庭に問題はあるけれど、それでも最後は認め合い、理解し合い、自分たちなりの幸せを見つけます。
最大のネタバレをしますが、結局二人の間に子供は出来ません。
妊娠してハッピーエンドではなく、”それぞれの幸せがある”という結末に僕は感銘を受けました。
奈々と大器が選ぶ道は、必ずしも“理想通り”ではない。
だけど、二人で出した答えだからこそ素敵なのです。
観終わったあと、自分は誰かの芝生ばかり見ていなかったかと考えさせられました。
そして、いま隣にいる人の存在を少しだけ大切にしたくなる。
そんな素晴らしいドラマです。
最後に、とにかく主題歌Mr.Children『here comes my love』が物語に合いすぎている。
イントロが流れるだけで泣けるし、「破り捨てようかな〜♪」という冒頭の歌詞にピッタリハマっている。
最高です。
もし今回の再放送を見逃してしまった人は、次回は絶対に見逃さないでください。
ハンカチかティッシュは用意しておいたほうがいいです。
「TVer」で再放送していましたが、おそらくもう期間切れです。
pr



