【Heavenly kiss】完全解説+歌詞の意味/Mr.Children

B-SIDE
チルカン
チルカン

Mr.Children「Heavenly kiss」の解説と歌詞考察だよ♪

ポイント

倦怠期を乗り越える恋人達の物語

楽曲紹介

楽曲収録CD

概要収録作品発売日
18th Single口笛2000年1月13日
14th ALBUMB-SIDE2007年5月10日

作詞:桜井和寿/作曲:桜井和寿

豆知識

チル鶏
チル鶏

レコーディングはロサンゼルスで行われたよ♪

チル鶏ブラック
チル鶏ブラック

歌詞の一人称が「俺」は数えるほどしかないぜ。

チル鶏子
チル鶏子

「会員が最もライブで聴きたい曲」では6位に選ばれたわ♪

アルバムジャケット情報

created by Rinker
¥2,528 (2024/06/17 09:48:03時点 楽天市場調べ-詳細)
  • 本作以前に発売された全シングル30枚のジャケットを左右反転させて並べられたものになっている
  • アートディレクター:友長賢一(トイズファクトリー社員)

MV(ミュージックビデオ)情報

撮影場所

なし

ミュージックビデオはございません

タイトルについて

直訳すると「天国のキス」。
これまでの倦怠期をリセット(天国へ昇る)できるような素敵なキスです。

スポンサーリンク

歌詞考察

1番 Aメロ(先週から〜)

先週から続いてる 妙にすれ違ってる
鈍感な俺にだってわかるさ
オープンテラスのテーブル 食事中の会話もはずんでない

<出典>Mr.Children/Heavenly kiss 作詞:桜井和寿

先週辺りから会話が弾まず妙にすれ違っている二人。

喧嘩したわけでもなく、悪いことをした覚えもないのにとにかく気まずい。
以前とは違う無言の食卓がここにありました。

1番 Aメロ2(こんがらがった〜)

こんがらがった知恵の輪 誰のせいでもありゃしない
このまま錆びついていっちゃうのかなあ
でも こんな時だって常に君は綺麗だ 無気味なくらい

<出典>Mr.Children/Heavenly kiss 作詞:桜井和寿

この気まずさは”誰のせいでもない”。
二人はありきたりな”倦怠期”なのです。

誰にも解かれず錆びてしまう知恵の輪のように、二人の愛も錆び付いてしまいそう。

ただそんな状況でも主人公は君を”綺麗だ”と感じます。
倦怠期だろうと君が綺麗という事実は変わらない。

だから…。

1番 サビ(油断した隙に〜)

油断した隙に I’ll get heavenly kiss
それでみな上手くいくはずなんだ
なのについ 虚勢をはってつい
裏腹の態度 危ういムード

出合いの日の二人のような
優しさ 無邪気さ 素直さが恨めしい

<出典>Mr.Children/Heavenly kiss 作詞:桜井和寿

キスしてしまえば全部上手くいくのではないか?
解決するのではないか?と思うわけですね。
だけどそう簡単に踏み込めないのです。

虚勢を張って態度が裏目に出てムードを作れない。
ちょっと恥じらいもあるのかもしれません。
というのも出会った頃は純粋に互いを求めていて、素直に何事も伝え合うことができた。
でも今は、昔のような雰囲気を作ることができなくなってしまったんですね。
だから素直に向き合うことに恥じらいが出てしまったのかと思います。

そしてそんな状況をこんなふうにも例えます。

2番 Aメロ(例えるなら〜)

例えるならなんだろう?
信号機ならどうだろう?
俺らって今何色なんだろう?
Blue Red Yellow 考えりゃ考える程 ぞっとしてしまう

<出典>Mr.Children/Heavenly kiss 作詞:桜井和寿

この例えは歌詞に「俺ら」とあるように”二人の関係”を比喩してます。

通常信号機は、
「青」→「進む」
「黄」→「注意」本当は黄色も止まれ“認識として”)
「赤」→「止まれ」
これを恋人の関係を当てはめるとしたら。

「青」→「続けていける」
「黄」→「危ないかも」
「赤」→「もうダメかも」

と考えられます。
赤だったらぞっとしてしまうと考える主人公です。

2番 Aメロ2(俺が傲慢に〜)

俺が傲慢になったか? 君が怠慢になったか?
そんな事もうどうだっていいや
答えはただひとつ 君を失いたくはない ただそれだけ

<出典>Mr.Children/Heavenly kiss 作詞:桜井和寿

俺が君を見下すような態度をとってしまっているのか?
君のモチベーションが上がらなくなってしまったのか?

色々あるだろうけど、もうどうだっていいと思う主人公。
その理由は一つの結論に辿り着けたからなのです。

「君を失いたくはない」と。

2番 サビ(誰より愛しく〜)

誰より愛しく 誰より憎い
こんな気持ちは知らなかった
けれどYOU 君に会って以来
全てが少しずつ 変わっちゃってんだ
盲目ゆえに 見えるものもある
手探りのドタバタ劇 そういつだってI lost in you

<出典>Mr.Children/Heavenly kiss 作詞:桜井和寿

「誰より愛しく誰より憎い」
矛盾ともとれる”一つの域を超えた感情”ですが、愛と憎しみは表裏一体とはよくいうものです。

愛することで相手のことを考えてしまう。
憎むことでも相手のことを考えてしまう。

というメカニズムは同じです。

主人公は君と出会ったことで、君という存在が常に頭の中からだんだん離れなくなってしまったのです。

よく「恋は盲目だ」と”夢中になりすぎて理性などを失ってしまうこと”を言いますが、そうではなく、そのお陰で気付くことの出来る感情があるのです。
手探りでドタバタで「I lost in you」=「君に夢中」なのです。

3番 Aメロ(もう一杯〜)

もう一杯ビール飲むか?
赤くなったっていいじゃない
たまにゃ理性をすてんのもいいぞ
化けの皮を 剥いだ君を愛せるのは そう俺ぐらいなもんさ

<出典>Mr.Children/Heavenly kiss 作詞:桜井和寿

「もう一杯ビール飲むか?」
普段そんな誘いはしないのでしょう。
少し勇気を振り絞った言葉にも思えます。

倦怠感を取り除く”きっかけ”を作ろうとしているのです。

「化けの皮を剥いだ君を愛せるのは俺ぐらいなもんさ」
取り繕った君はそりゃ綺麗だ。
でも「その皮を剥いだ君も俺は愛せてしまう」
少し周りくどいような言い方ですが、素直に「愛してる」と言わない憎さと照れ臭さがドラマチックな展開を演出しています。

ラスサビ(Shall we heavenly kiss〜)

Shall we heavenly kiss 言葉を超えてKiss
腑に落ちなくたっていいじゃないか
長過ぎず 優しすぎぬKiss
ちょっと幻想に漂って
出合いの日の二人以上に強い
想いが 煌めきが この一瞬で甦る…
Heavenly Kiss

<出典>Mr.Children/Heavenly kiss 作詞:桜井和寿

Shall we heavenly kiss=キスをしましょう!
と二人は言葉を超えたヘブンリーなキスを交わすのです。
幻想に漂う気分になるほどの喜びを、お互いに感じます。

こうして出会った日以上の愛が芽生え、倦怠期を乗り越えハッピーエンドです。

聴きどころ

メロディー

一般的な桜井さんのイメージは、”高音域で想いを伝える”印象が強いかと思います。

しかしこの曲は完全に低音域ベースで表現しております。
それは切なさだったり、やるせなさだったり。
歌い上げるというよりは語りかけるような表現方法です。

もちろんファンの方はそういう桜井さんはもう知り尽くしていますが、ちょっと違うMr.Childrenを薦める時に持ってこいの楽曲ですね。

アレンジ

  • 原曲Key=B
  • BPM(テンポ)84

再生ボタンを押した瞬間のギターのグリッサンドが可愛くて好きです。

しかし全体的に70年代チックなアレンジで渋いです。
お洒落なブラスとギターサウンド(主にワウとソロ)が特徴的です。
まさにMr.ChildrenのB-SIDEなアレンジになっていますね。

ウィスキーでも飲みながら聴いていたくなるようなサウンドです。

著名人の感想

初期のSweetなラブソングが多かった時期から、相手を信用しきれないような戸惑いを感じさせる曲が多い時期を経て「テーブルの向こうの君」への想いが描写される、素朴さがある曲。

小出祐介

ライブ&テレビ披露

ライブ

オススメ映像作品

SPLIT THE DIFFERENCE

created by Rinker
¥4,602 (2024/06/17 11:17:42時点 楽天市場調べ-詳細)

初期のBank Bandのドラムとしてお馴染み「山本秀夫」さん夫妻へのお祝いで、曲の間奏中にシャンパンを渡す演出があります。
すごく特別感があってオススメ♪
「会員が最もライブで聴きたい曲」では6位と高順位に選ばれておりました。

テレビ

  • なし
スポンサーリンク

まとめ

初めて聴いたのはシングル『口笛』が発売された時でした。
『口笛』という王道バラードとのギャップに驚いたのを覚えています。

当時はただただ「渋い曲だなぁ」としか思ってなかったのですが、大人になって改めて聴くと、その渋さと歌詞への共感により、ハマってしまいました。

Mr.Childrenの楽曲で恋愛もののストーリーがハッピーエンドで完結する曲は少ないです。

言葉のチョイスや例え方は、シングル曲に引けを取らないくらい秀逸で、とにかく素晴らしいフレーズが詰め込まれています。
そして大人の色気たっぷり。

“ファンのみぞ知る名曲”で止まってしまっているのが残念なくらい沢山の人に聴いてほしい1曲です。
聴き終えた後の満足度が高い楽曲かと思います。

YouTube版楽曲解説
error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました