【僕らの音】完全解説+歌詞の意味/Mr.Children

I ♥ U
チルカン
チルカン

Mr.Children「僕らの音」の解説と歌詞考察だよ♪

ポイント

自分の素直な気持ちを信じよう

楽曲紹介

楽曲収録CD

概要収録作品発売日
12th ALBUMI ♥ U2005年9月21日
BEST ALBUMMr.Children 2005-2010 <macro>2012年5月10日

作詞:桜井和寿/作曲:桜井和寿

豆知識

チル鶏
チル鶏

日清食品「カップヌードル “NO BORDER”」のCMソングだったよ!

チル鶏ブラック
チル鶏ブラック

起用された期間が短かったな…。

チル鶏子
チル鶏子

レコーディング時に桜井さんは風邪で鼻声だったんだけど、曲の雰囲気に合っていたという理由でそのままレコーディングされたわ♪

アルバムジャケット情報

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  • 原稿用紙の上にタイトルが記され、ハートの部分は潰れたトマトで表現されている
  • “潰れたトマト”である理由は「字にも形にもなっていない衝動的なものこそ、音楽を通して未熟なまま、思いだけが乗っかっているようなものにしたい」というイメージ
  • アートディレクター:丹下紘希

MV(ミュージックビデオ)情報

撮影場所

なし

ミュージックビデオはございません

タイトルについて

「僕らの音」=「自分(たち)が信じたもの」

桜井さんは歌詞のストーリーについて「夏休みが終わり雰囲気が変わった女の子に動揺している男子の気持ち」と語っています。
歌詞考察はその設定を元に行います。

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歌詞考察

1番 Aメロ Aメロ2(bye-bye〜)

bye-bye bye-bye bye-bye
風の音が 鳥の声が 別れの歌に聞こえる

会いたい 会えない 会いたい
そんな日には どんなふうにして
二人の距離を縮める? 不安が心を占める

<出典>Mr.Children/僕らの音 作詞:桜井和寿

普段は心地良い風や鳥のさえずり。
それが今日は「バイバイ」を告げる切ない歌に聞こえました。

主人公には『会いたいけど会えない、でも会いたい人』がいます。
“会えない”というのは物理的なことではなく「会わない方がいいのでは?」という葛藤をしながらの自問自答です。

自分の自信のなさが周りの空気まで変えてしまったのです。

その原因が次のサビで明らかになります。

1番 サビ(君は九月の〜)

君は九月の朝に吹き荒れた通り雨 叩きつけられて
虹を見たんだ そこで世界は変わった
そうだ リズムやハーモニーがふっとずれてしまっても
ゆっくり音を奏でよう
まだ まだ まだ イントロも終わってない

<出典>Mr.Children/僕らの音 作詞:桜井和寿

それは夏休みが終わり、登校日を迎えた9月の話。

何気なく登校する主人公。
その時、通り雨に叩きつけられたような衝撃がありました。
これまで気にしていなかった女の子の雰囲気が変わっていたのです。
それは”雨上がりの虹を見た”ような感覚。
女の子の代わり映えにドキッとしたのです。

彼の感情が急激に動きます。
一瞬で恋に落ちてしまいました。

心がドキドキして、普段と違うリズムを叩いてくる。
話しかけたくても上手く会話をできるか心配です。

でもここで焦ってはいけません。
ゆっくり音を奏でるように心を落ちかせましょう。
これはイントロが始まったばかりの恋物語です。

2番 Aメロ(I like〜)

I like… I love… I love… 落ち葉 噴水 自転車 犬
耳をすませば聞こえる すべてが愛を歌ってる

<出典>Mr.Children/僕らの音 作詞:桜井和寿

1番のAメロに場面が戻ります。
突然の恋に落ちた主人公は気持ちの行き場を見失っていたのです。

でもその代わり「風や音や鳥の声」が別れの歌に聞こえたり「落ち葉 噴水 自転車 犬」から愛を感じたり、日常にある当たり前のものに情緒を感じる豊かな感性が育まれました。

2番 サビ(名作と呼ばれる〜)

名作と呼ばれる作品を観たり 聞いたり 読みあさったりして
大人を気取って 少し無理して暮らした
だけど 君の事となると途端に分からなくなる
恋するだけの阿呆になる ただ ただ ただ 胸が苦しくなる

<出典>Mr.Children/僕らの音 作詞:桜井和寿

主人公は自分を磨く為に名作映画を観たり、有名な音楽を聴いたり、様々な本を読みあさりました。

色々な知識を取り入れても、分からない感情があります。
それは”君の事”。
君自身の事はどの本にも書いてないし、感情は人それぞれ、正解はありません。
正解がないから答えに辿り着けず、恋するだけの阿呆になるのです。

解決策がなく、ただただ恋に溺れ、胸が苦しくなっていくばかり。

ラスサビ(君は九月の〜)

君は九月の朝に吹き荒れた通り雨 叩きつけられて
虹を見たんだ そこで世界は変わった
そうだ理論や知識にもとづいたものじゃなくても
信じた音を奏でよう ホラ ホラ ホラ
間違ってなんかない ホラ ホラ ホラ
きっと正解もない これが僕らの音

<出典>Mr.Children/僕らの音 作詞:桜井和寿

主人公はふと気が付きます。
“虹を見て世界が変わった”。
それは自分自身の感覚であり「君に恋をした」という感情に理屈はないということを。

“理論や知識にもとづいたもの”ではなく素直な気持ち、そこに正解や間違いなどないのです。

何も迷う必要などなく、自分の信じた気持ちや想いを伝えることが、何よりも相手の心に響きます。
その響きは誰のものでもない人それぞれが奏でることのできる”音”なのです。

この恋が実るか実らないかは分かりません。
でのその”音”はきっと彼女の心に届くはずです。

聴きどころ

メロディー

そこまで緩急のない落ち着いたメロディーです。
レコーディング時に桜井さんは風邪をひいて鼻声だったのを、曲の雰囲気に合っていると判断されてそのままレコーディングされたそうです。
その桜井さんのかすれ声がまたいい味を出しています。

「僕らの音」というタイトルを音楽的に分析します。
諸説ありますが、実はドレミファソラシド (シャープ やフラットも含めて)の組み合わせはクラシックの時代に既に出尽くしていると言われています。

その中でどうやってオリジナリティーを出していくかが音楽家の勝負所です。

アレンジ・譜割・歌い方など色んな要素を重ねて、そこに経験や想いを自分らしく組み合わせていくことで新しい「僕らの音」が生まれていきます。
そのオリジナリティーを未だに生み出せているのが、音楽の素晴らしさでもあると僕は思います。

脱線しましたが、つまり桜井さんの鼻声も新しい「僕らの音」の一つです。

アレンジ

  • 原曲Key=E
  • BPM(テンポ)70

コード移行がかなり頻繁に行われるので、ギターを弾き始めた方の練習曲として丁度良いです。

アコギの優しいアルペジオから始まり、とても心地良いサウンドが印象的ですが、特に素晴らしいのは間奏とアウトロ。
ストリングスが奏でる主旋律がとても綺麗です。

どこか懐かしさを感じる旋律で心に染みます。

著名人の感想

※情報があり次第記載

ライブ&テレビ披露

ライブ

  • DOME TOUR 2005 “I ♡ U”
  • ap bank fes ’09
  • Split the Difference(スタジオライブ)
  • Hall Tour 2016 虹
  • 京都音楽博覧会2016
  • FATHER&MOTHER Special Prelive エントランスのエントランス
  • Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス

オススメ映像作品

MR.CHILDREN DOME TOUR 2005 “ I ♥ U ” ~ FINAL IN TOKYO DOME ~

「Split the Difference」が演奏ミスなどもありオススメですが、ライブとしては「 “ I ♥ U ” 」でしか観れないのでこちらを推しておきます♪
OPでこの曲のメロディーが使われていて、ツアーの軸の一つとなっているように感じます。

テレビ

なし

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まとめ

今回の歌詞考察では桜井さんがコメントされた「夏休みが終わり雰囲気が変わった女の子に動揺している男子の気持ち」に沿ってやっていきました。
ですがこの曲はただの恋愛ソングとして終わるのではなく、最後の4行からとても大きなメッセージを感じます。

そうだ理論や知識にもとづいたものじゃなくても
信じた音を奏でよう ホラ ホラ ホラ
間違ってなんかない ホラ ホラ ホラ
きっと正解もない これが僕らの音

<出典>Mr.Children/僕らの音 作詞:桜井和寿

「信じた音」というのは「直感や想い」です。
自分の直感や想いを形にしたり行動に起こすことはとても勇気がいりますよね。
自信のなさや他人の意見に惑わされたりで、確信を持てないままやり過ごすことはよくあります。
そんな風に自分の考えが不安な時、このフレーズを聴くと「挑戦してみよう」と勇気をもらえます。

もちろん”鳴らした音”が時には不協和音になることだってあります。
リズムやハーモニーがズレることは必ずあります。
でもそこから学べることもあります。

“理論や知識にもとづかないもの”
それはつまり”未熟で新しいもの”。
アルバムジャケットのトマトのように衝動的で「整理される前の想い」というのは無限大です。
物語の主人公が”告白をする前の想い”と”何かに挑戦しようとする想い”は同じです。

楽曲最後の4行はMr.Childrenがこれまでやってきたことでもあります。
正解のない音に僕らはワクワクするのです。

YouTube版楽曲解説
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